才能を伸ばす教育の結果?
藤井四段の29連勝!マイナー競技と言える将棋の話題が新聞の一面を飾るのですから相当に凄いことなんですね。実力は確かなのに「幸運」とか「僥倖」と繰り返し答える謙虚な姿は日本人の美徳ですね。優秀な孫を見ているような気分になる高齢者から絶大な人気が出るのは間違いないでしょう。
かつても羽生フィーバーがありました。寝ぐせの髪のままで現れたり、対局中に相手をにらみつける「羽生にらみ」など印象的な姿を見せてくれた若き日の羽生三冠の方が、僕にとっては良い意味で「将棋バカ」的で頼もしいなと思いますが。
藤井フィーバーのおかげで、プロの棋士ってこんなに頻繁に対局しているのだということを知りました。でも義務教育である中学を休んで対局するのはいかがなのでしょう?中学生として学校生活を過ごすのは今しかできないことです。僕が父親なら息子には中学校を優先させるだろうなと思いましたが、こんな発想が凡人の親である証明なのかもしれません。
我が家の3歳と0歳の息子たちも何の才能の片鱗も見せずにすくすくと凡人に育っています。