最優秀犬の演技賞
アカデミー賞を取った映画「アーティスト」を観て来ました。
上手に撮られたサイレント映画ですが、ストーリーよりも
登場する犬の演技の見事さが印象に残りました。
ジャックラッセル・テリアという種類の犬ですが、主人公に常に付いてくる
犬としてあらゆる場面に出てきます。登場人物の心理を把握しているかの
ごとく行動する演技には、「どうやってしつけたのか?」と感心してしまいました。
実はこのジャックラッセル・テリアという犬種は、問題行動を起こしやすい犬種
として獣医師業界では有名です。あまりにもワンパク過ぎて、暴れたり、
家具を噛んで破壊したりと、飼い始めてから困る飼い主さんが多いのです。
でもきちんとしつければ、ここまでお利口さんになれるものなんですね。
ワンパクで落ち着きの無い犬はしつけ難いと思われるかもしれませんが、
ご褒美を欲しがる性格を利用すれば意外と物覚えが早いのです。
落ち着いてるけど好奇心も無いという性格の犬のしつけが難しいんですね。
ご褒美をネタに喜ばせることができないので。