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犬猫購入時の注意

2014年度に国内で販売されるために流通した犬猫は約75万匹で、その3%の2万3千匹が流通過程で死亡していたことが調査で判明しました。死因は発表されていないとのことです。
当院は以前にペットショップと提携していたことがあるので想像がつきますが、多くは感染症による衰弱死だろうと思います。その原因はブリーダー施設の劣悪な衛生環境です。産まれたての犬猫が常に数十匹、多いところでは百匹以上を一つの施設内で飼育するのですから、掃除が行き届かずに犬猫は糞まみれになります。そんな環境で消化管内寄生虫やウィルスが入り込むと一気に感染が広がります。
ブリーダーのもとにいる間に病気が発症すれば流通することはないでしょうが、感染症には潜伏期間があります。ペットショップに入荷されてから、または飼い主さんの手に渡ってから発症するケースが少なくありません。実際、ペットショップに入荷されたばかりの犬の検便をすると寄生虫感染が発覚することが多かったです。購入したばかりの犬猫が下痢をしたら要注意ですから、必ず病院で検査を受けましょう。

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