17世紀の天才画家
京都市美術館で開催されているフェルメール展に行ってきました。
フェルメールが描いた絵は世界に30数枚しか残っていないのですが、
そのうちの3枚が関西に来ることなんて自分が生きているうちは
もうないかもしれません。これは貴重な機会です!
フェルメールはラピスラズリという青い宝石を原料とした貴重な絵具を
使って描いており、鮮やかなブルーが特徴の画家です。
今回も3枚のうち1枚は”フェルメールブルー”で描かれた絵ですが、
それ以外の期待していなかった1枚の絵に僕は感動してしまいました。
展示技術の巧さも要因の一つだと思いますが、
その小さな絵は薄暗い空間の中で黄色く宝石のように輝いていました。
もちろん蛍光塗料など使っているわけでもなく、
ラピスラズリが原料のフェルメールブルーでもないのに、
油絵があんなにも美しく見えたのは初めてでした。
フェルメールやバロック絵画に興味がある方は
是非とも観に行っていただきたいですね。