こんな終わりでいいとも？
僕が小学生のときに始まりすぐに人気番組になった「笑っていいとも」。ファンという訳ではないけど最終回くらいは見ようと思ったのですが手術が入ったため、夜のグランドフィナーレだけを見ました。
タレントが順番に現れては「タモリさん、お疲れ様でした」の連発・・・
番組放送中にタレントが「お疲れ様でした」と言い合う姿に僕は違和感を感じます。この言葉はサービス業のプロが顧客との対応が終わってからスタッフ間だけで使うはずではないのか？レストランで食事をしている客の前で料理人やホールスタッフが「もうすぐ店じまい、お疲れ様」などど言うだろうか？
エンターテイメントを届けるべきバラエティの本番中にこんな言葉を言い合うタレント、こんなシーンになることを予想して企画するテレビ局の目線は視聴者に向いていないんだろうなぁと思うのです。敢えてこんなシーンを放送して視聴者の感傷を誘う計画だとしたらプロとしてアイデア不足ではないかと。
あんな企画が出されてもタモリが却下すれば格好良いのですが、自身も感傷にひたっていたのでしょうか。まぁ感傷にひたるのも理解できるくらいの年月でした。近年は長期夏休みをとる司会者が多いなか、あれだけ勤勉な芸人はもう現れないのかなぁとも思いました。
