ユネスコ世界遺産
小笠原諸島がユネスコ自然遺産に登録されました。
小笠原固有種のカタツムリが多種生存しているらしいです。
日本のものが世界に認められるのは嬉しいですね。
世界遺産の種類には色々ありますが、この「自然遺産」認定には
必ずしも良いことばかりとは言えません・・・
進化論でも有名なガラパゴス諸島にも、動植物の多くの固有種が
存在しているのですが、世界遺産認定の知名度も手伝って
世界中から多くの旅行者が訪れます。
旅行者の体に付着した花粉がガラパゴスでばらまかれた結果、
外来種や交雑種の植物が増殖を始め、生命力の弱いガラパゴス固有種が
どんどん減ってきているのです。
保護するためのシステムが、見せびらかすためのシステムに
なってしまっているという皮肉な点も頭に入れておく必要があるでしょう。
自然と人類（生活、経済、娯楽）の共存の難しさがよくわかります。
人類の永遠のテーマなんでしょうね。
