夢の国という意味の映画
年間で数百本の映画を観るというほどのマニアの人が絶賛していたのが気になったので観てきました、「ラ・ラ・ランド」。ミュージカル映画です。
主人公が突然に大きな声量で歌いだす不自然さが嫌でミュージカルは好きになれないのですが、この映画ではセリフの延長のように静かに歌い出されるので違和感なく観ることができました。ストーリーは単純ですが、監督の演出センス、明るくて切ないジャズを中心とした音楽は素晴らしかったです。普段はジャズを聴かない僕でも、このサウンドトラックのファンになりました。ミュージカルというよりもハッピーになれるジャズ音楽の映画です。
とはいえ、最も印象に残ったのはオープニングのミュージカル。高速道路で100台の車と100人のダンサーを使って撮ったという迫力ある映像は映画史に残ると思います。これから観るという方はカメラワークにも注目してみてください。テレビ画面で観る映画ではありませんね。
