緊急の尿路閉塞は獣医泣かせです
今週は2日連続でオス猫の尿路閉塞の手術をしました。
1匹目の症例は石が詰まって尿の排泄が困難だったため、水圧をかけて石を膀胱に戻し膀胱切開して石を除去。このときの石を膀胱に戻す処置にかなり苦労しました。2匹目はさらに重症で尿道の閉塞が解除できないため、尿道を切り開いたままにして排尿しやすくするという手術。緊急の手術だったため、終わったのは夜中でした。
オス猫は尿道が狭いため、尿中に発生する砂や石が詰まりやすいのです。体質や食事が原因のため、生涯の治療が必要になります。オス猫を飼われている方は注意してください。